代表あいさつ
昨今、全国の児童相談所(児相)による業務対応は様々な歪みを抱えています。
しかしながら、国や自治体は実際に起きている児相運営の間違いや問題点を正確に把握できず、児相が引き起こしている様々な問題を長年を放置し続け、未だ解決には至っていません。
そのような状況で児相と関わった親子に何が起きているのか。
当会へ寄せられる相談には、
「児相の対応は何かがおかしい」「違法ではないのか」「児相が許せません」「助けてください」等々
保護者からも子どもからも悲痛な声で溢れています。
児相が引き起こしている問題
・一般的に見てもおかしな業務や判断を児相がしていて、不当と思える対応で家庭を苦しめている。
・児相が関わることで周囲から偏見で見られ、家庭が社会から孤立し、精神的に追い詰められる。
・子どもが措置によって過酷に人権を侵害され、措置先で恐怖を植え付けられ、学校や病院などに行けなくなってしまう。
これらは一部に過ぎず、多岐にわたります。
私達「児相と親子の架け橋千葉の会」は
社会の一員として、児相の対応を起因とする問題に対して、支援が必要な方々と会員の皆様とで相互支援を行い、問題解決に取り組んでいます。
私自身、児相のいびつな対応に家族が苦しめられ、当時の平井代表をはじめとする会の皆様に助けられて今があります。
児相の引き起こす問題は個人での解決が困難です。
多くの方と協働し、国際的な決まりに従った真の子どもの為の児童福祉が実行されるよう、
努めて参ります。
2024年7月 第5期
代表 坂本悟史
世話人代表 岩波初美(千葉県議会議員)
本会設立総会の会場で
「自分は国家と闘っていると思っています。国の制度でわが子が連れていかれたわけですから。」一人の父親の発言を受けて、だから政治家は見ぬ振りをしているわけにはいかないだろうと、そう訴えかけられていると理解しました。
児童虐待対策は深い暗闇の中にあります。
民主主義のわが国で、たいへん不可思議な事象が発生し、いくつもの家族を苦しめていることを知りました。
しかも、「正義のため、子供を守るため」という大義の下で。一人一人が経験したこれら事象はパズルの1ピースであって、それを組み合わせていくことで、その全容が見えてくると思っています。どこかに解決への糸口があるはずです。
何ができるかはやってみる中から見えてくるだろうと確信しています。
この会には、子供が親元に戻った家族もいれば、見通しがつかずに気落ちしている家族もいます。正に、行政機関と裁判で闘っている家族もいます。
目の前に立ちはだかった壁を壊すためには、一人では力尽きてしまうことはわかりきっています。
チームになって励まし合って乗り越えようではありませんか。
それぞれの経験を必要としている他者のために生かしていただく、What are you doing for others?そういう縁送りのネットワークに発展していけるよう、私も働いて参ります。
2021年1月25日