YouTubeチャンネル更新 ≪第5回≫ 不必要な一時保護を無くす
- jisokakehashi
- 11月20日
- 読了時間: 2分

いつも「児相と親子の架け橋 千葉の会」の活動を応援いただき、ありがとうございます。
今回、当会のYouTubeチャンネルである「児相と親子の架け橋広報ch」に公開された第5回不要な一時保護の動画について、ご紹介します。
私たちはこれまで、一時保護や面会制限による、親子分離に直面した多くの家庭の相談を受け続けてきました。
その中には、虐待の事実がないにもかかわらず突然の一時保護につながったケース、長期の親子分離によって生活が大きく揺らいでしまったケースなど、深刻な声が数多く寄せられています。
今回紹介する動画に出演してくださっている方も、そんな家庭のひとつです。
このご家庭は、離婚調停をきっかけに児相との関係が始まり、後に「予想もしていなかった一時保護」へとつながってしまいました。
その出来事を、直面されたお母さま自身が涙ながらに語ってくださっています。
児童相談所とのかかわりは、夫が「虐待がある」と虚偽の相談を児相に持ち込んだことが出発点でした。
虐待の事実はなく、児相も夫の証言を否定してくれたため児相を『信頼のおける場所』と認識し、相談などに通われたそうです。
しかしその後、家庭環境を理由にある日突然、一時保護が行われ2年経過して今でも娘さんは家庭復帰されていません。
「児相を信頼していたため、その後2年以上も娘さんと会えなくなるとは想像もしていなかった。」とお母様は話します。
娘さんは一時保護により、長期間学校に戻れなかったことで勉強に追いつけず、現在は不登校になってしまいました。
不要な一時保護、親子分離のしわ寄せは、必ず守られるべき子どもたちに押寄せ、深刻な影響を残していきます。
大切な日常、人とのつながり、勉強の機会、そして親の存在。
本来守られるべき子どもの生活が、不必要だったかもしれない一時保護によって大きく揺らいでしまう現実。
児相は決して不要な機関ではありません。
児相によって守られた命があるのも確かです。
しかし同時に、必要ではなかった一時保護で苦しむ親子がいることも、私たちはしっかり受け止める必要があります。
当会では、こうした声を社会に届け、制度の課題を共有する活動を続けています。
今回の動画を通して、一時保護のあり方や運用について、ぜひ一緒に考えるきっかけとしていただければ幸いです。
YouTube動画はこちら




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