子どもたち自身が語る「一時保護」の体験動画がユーチューブで公開しました
- jisokakehashi
- 4 日前
- 読了時間: 2分

いつも「児相と親子の架け橋 千葉の会」の活動を応援いただきありがとうございます。
今回「児童相談所のあり方を考える地方議員懇談会児」のユーチューブチャンネルに公開されました動画についてお伝えしたくブログにいたしました。
私たちはこれまで、親子分離や一時保護に直面した家庭を支え、声を集め、行政に届ける活動を続けてきました。
その中で痛感するのは、子ども本人の声が社会にほとんど届いていないということです。
制度や大人の判断ばかりが前に出てしまい、当の子どもたちがどのように感じ、どんな思いを抱いているのかは、ほとんど聞かれることがありません。
今回公開するYouTube動画は、その貴重な「子どもたち自身の声」を記録したものです。
一時保護を経験した小学生や中学生が、自分の体験を言葉にしています。
突然「今日はお泊まりだよ」と告げられ、何日も何ヶ月も家に帰れなかったこと。
親や友達と会えず、孤独や不安の中で過ごしたこと。
そして、自分の意見を聞かれないまま生活や環境が大きく変えられてしまったこと。
大人が想像する以上に深刻で、心に残る体験が率直に語られています。
制度は「子どもの安心・安全」を守ることを目的にしています。
しかし、そこで暮らした子どもたちにとっては本当に安心できる場所だったのでしょうか。彼らの言葉を聞くと、むしろ安心どころか、孤独や不安、尊重されない苦しさを強く感じていたことがわかります。
嫌な体験を思い返すことにはそれ自体に苦痛が伴います。
それでも子どもたちは、自分の体験を語ることを選びました。
勇気を持って「こうしてほしい」と訴えてくれたのです。
その声には、子どもたちが望むあり方、求めているものが込められています。
この動画で、ぜひ一緒に考えてみてください。
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